タイ移民局収容の脱北者20人余り、じき韓国入り

タイ移民局収容所に収容されている脱北者のうち20人余りが、遅くとも来週には韓国に入国する。駐タイ韓国大使館の関係者が、「韓国行きが決定しながらも、タイの移民局が承認を留保したために出国が遅れていた脱北者20人余りが、2回に分かれ、近く韓国入りすることになった。残りの脱北者も早い時期に韓国に入国できるよう、努力している」と明らかにした。
　これに関しAP通信は、韓国の脱北支援団体の発言として、移民局に収容されている脱北者10人が同日午後11時に、15人は28日に韓国に入国すると報じた。韓国大使館関係者は、韓国入りする脱北者の数と入国日の詳細は明らかにできないが、AP通信の報道内容は事実と異なるとしている。

　移民局に収容されている脱北者は、早期の韓国行きと収容所での待遇改善などを求め、24日から26日までハンガーストライキを行っていた。収容所には現在、男性100人と女性314人がいるとされる。


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