SKの崔泰源(チェ・テウォン)会長は21日、中国が独自に開発し第3世代移動体通信(3G)標準に採択したTD-SCDMA分野で、中国政府や企業と緊密に協力していると明らかにした。
 崔会長は、中国海南島・博鰲でアジアをはじめ全世界の政官界と財界指導者1300人余りが参加するなか開かれた博鰲フォーラム開幕式に出席し、歓迎のあいさつを述べた。その中で、SKは天然資源と環境分野協力、新価値創造を通じた持続可能な発展を進めるべきだという信念に基づきエネルギーと通信事業の発展を目指していると紹介。特にエネルギー難緩和のために協力が必要なものを追求し、TD-SCDMAのような3G通信技術の発展を実現するため、中国政府や企業と緊密に協力していると述べた。

 中国で「第2のSK」建設を進めているSKは、昨年TD-SCDMA技術協力のため中国国家発展・改革委員会と了解覚書を締結している。中国が政府レベルで海外通信企業と手を取ったのはこれが初めてだ。

 崔会長は、米マクロソフトのビル・ゲイツ社長とともに今回のフォーラムに最も多くの後援金を支援し、ダイヤモンドスポンサーとして世界の重要人物らとともに壇上で歓迎の言葉を述べた。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0