韓国銀行が20日に明らかにしたところによると、3月の全国手形不渡り率は0.01%で過去最低水準となった。手形不渡り率は昨年12月の0.03%から今年1月と2月には0.02%に低下した。
 手形不渡り率の低下は、市中の豊富な流動性を受け企業の資金繰りが好転したことを示す。その一方で、電子決済方式の普及で手形使用が減り、当座取引を行う企業数は減少し続けている。そのため、当座取引停止企業を基準に算出される手形不渡り率統計は、企業の実際の資金繰り状況や体感景気を反映できていないという指摘もある。

 3月に不渡りを出した企業は216社で、前月に比べ57社増えた。新設法人数は4932社で前月から860社増加した。


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