全国経済人連合会の趙錫来(チョ・ソクレ)会長は29日、ソウル市内のホテルで就任後初の記者懇談会を行い、全経連改革に向けた意向を強く示した。全経連の声がよく聞こえてこず、団結できていないという批判にもある程度うなづけると述べ、今後は多くの変化をもって今とは異なる姿に改革すると主張した。
 具体的な改革案については、「声を上げるには加盟会社の意見を聞いて繁栄する必要がある。話し合いを行えば方向もはっきりしてくる」との考えを示した。4大グループ会長らとはすでに接触を行い、協力するとの意向を確認しているという。ただ、「4大グループが韓国経済に占める重さを考慮しつつ、すべての加盟会社の声を反映するよう努力する」とし、全経連は財閥だけを代表する機関にはならないと述べている。4大グループ中心で運営しない意向を示唆したもので、注目される。


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