バラゴパル代表は、さまざまな国から支援の意志が伝えられていると明らかにした。先ごろ訪朝した豪州政府代表団がユニセフが建設中の水供給施設に150万豪州ドルを支援する意志を示したほか、来月にはスウェーデン使節団がユニセフ平壌事務所を訪れ、対北朝鮮事業支援について話し合う予定だという。
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ユニセフは昨年、対北朝鮮事業に向け1120万ドルの募金を目標としていたが、実際には半分にも満たない600万ドルを集めるにとどまっている。今年の募金目標は1340万ドルと設定した。
またバラゴパル代表は、今後3年間のユニセフ対北朝鮮支援事業について、児童と女性の保健と栄養改善、水質と環境改善、教育事業の3つを重点分野と定めた。このうち最重要としているのが保健と栄養の改善で、現在も栄養失調児童向けに特別な薬剤を提供しているほか、妊娠した女性と幼い子どもには栄養補強食品を提供している。感染症の予防のため95%の児童にワクチン接種を終えており、水質と環境改善のため重力を利用した水供給施設を建設していることなどを説明した。
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