ソウル・竜山駅に隣接する鉄道整備廠の用地に、世界で2番目に高い620メートルの超高層ビルが建設される。
 ソウル市が28日、韓国鉄道公社から提出された「竜山国際業務地区開発案」を審議した結果、同地区に最高620メートル、最低350メートルのビルを建設することを認めた。竜山国際業務地区は、竜山駅周辺の約44万平方メートルに作られるもので、現在予定地には竜山車両事業所、鉄道車両管理団、竜山物流センター、郵便集配局などがある。韓国鉄道公社は近く、民間事業者を公募し、開発を開始する考えで、一帯の開発を含め2013年までに事業を完了する計画だ。

 建設される超高層ビルは150階建て前後になる見通し。完成すると、現在アラブ首長国連邦のドバイで建設が進む高さ830メートルの「バージ・ドバイ」に次いで2番目の高さとなる。

 現在国内最高層のビルはソウル・道谷洞にある69階建て高さ261メートルのタワーパレスで、建設が計画されているものでは仁川の松島仁川タワーの151階建て610メートル、ソウル・蚕室第2ロッテワールドの112階建て555メートルなどがある。竜山の620メートルのビルはこれらよりも高くなり、韓国で最も高いビルとなる。


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