統計庁が27日に発表した昨年の婚姻統計によると、昨年は33万2800組が結婚し、前年の31万6400組から5.2%増加した。昨年は暦の関係で1年に立春が2回くる「双春年」のため縁起がよいとされており、婚姻件数の増加はこの影響もあったものとみられる。
 婚姻件数は1996年に9.1%の増加を記録したのち、2003年まで毎年減少が続いていたが、2004年に2.0%、2005年に1.7%と増えており、3年連続の増加となった。人口1000人当たりの婚姻件数を示す粗婚姻率は6.8で、是年の6.5から0.3ポイント上昇した。

 男性の初婚は27万5400件で前年比8.3%増、女性の初婚は27万1100件で9.8%増となった。これに対し男性の再婚は5万5700件で6.8%減、女性の再婚は5万9800件で10.4%減少した。

 年齢別では、20代前半男性の婚姻件数が1996年の5万2100件から昨年は1万5100件と3分の1まで減少し、30代前半男性の婚姻件数は9万5700件から11万1900件に増加した。女性の場合、10代後半の婚姻件数が前年に比べ32.0%と大幅に増えている。これは韓国男性とベトナムの若い女性が結婚するケースが82.1%の急増を示した影響が大きい。

 初婚年齢の平均は男性が30.9歳、女性が27.8歳で、10年前に比べると男性が2.5歳、女性が2.3歳それぞれ上昇している。初婚で男性が年上のケースは全体の71.9%、同い年が15.4%、女性が年上のケースは12.8%となった。

 増加が続いていた国際結婚は3万9700件で、前年より8.0%減少した。韓国人男性と外国人女性の組み合わせは3万200件で3.1%減少となったが、韓国人女性と外国人男性の組み合わせは9500件で20.6%の大幅増となった。韓国人男性の結婚相手は中国人が48.4%で最も多く、ベトナム(33.5%)、日本(4.9%)などが続いた。前年比増加率ではカンボジアが151%の急増となったほか、ベトナムが74.0%、日本が18.2%だった。昨年は農業や漁業に従事する男性8596人のうち、41%に当たる3525人が外国人女性と結婚した。

 韓国人女性の結婚相手は日本が39.6%で最も多く、中国(27.4%)、米国(15.3%)などが続いた。


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