第20回南北閣僚級会談は2日目の28日、北朝鮮側が会談直後から人道的事業の全面再開を求めたことが明らかになった。北朝鮮側の代表団長を務める権虎雄(クォン・ホウン)内閣責任参事が平壌市内のホテルで開かれた全体会議の基調演説で述べたという。権参事は、第13回南北経済協力推進委員会を平壌で早期に再開することを提案したとみられる。北朝鮮側が求める人道的事業の具体的な内容は明らかになっていないが、北朝鮮への肥料やコメ借款、離散家族面会などが含まれているとみられる。
 韓国側は同日の基調演説を通じ、遅くとも4月までにテレビ面会を含む離散家族の面会を実現し、昨年7月以降中断されている金剛山の離散家族面会所建設を速やかに再開することを促したという。


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