全国経済人連合会(全経連)は3月8日に会長団会議を開き、全経連の会長選出問題を改めて話し合うことにした。27日の定期総会で、暁星グループの趙錫来(チョ・ソクレ)会長を次期会長に推挙しようとしたが、事前調整の不備で合意には至っていない。
 全経連関係者は28日、次期会長の選出は急務で、会長団会議をできるだけ早い時期に開くほうが良いが、日程を変更するには時期が迫っているため当初の予定通りの日程で開くと説明した。次期会長候補の一本化に合意、推挙するためには事前にある程度の調整が必要なため、姜信浩(カン・シンホ)現会長をはじめとする全経連の中心関係者が会長団メンバーと接触を図るという。

 27日の総会では趙会長の選出に強い拒否感も示されており、全経連の内外では、会長団会議での解決というより、時間をかけた対話と説得で見解の違いを解消すべきとの見方が大勢を占めている。次期会長としては依然、趙会長が最有力候補とされるが、反対意見が根強い場合には、ハンファグループの金升淵(キム・スンヨン)会長や錦湖アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長らの名前が再び候補に挙がる可能性もある。


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