南北閣僚級会談初日の27日、平壌の羊角島ホテルで開かれた歓迎夕食会に出席した統一部の李在禎(イ・ジェジョン)長官は、南北間で中断している事業の正常化を進めたい考えを示した。李長官は席上、「もつれていた糸がほどけつつあるだけに、これまで中断していたものを1日も早く正常化させるべき。平和と安定の基に和解と協力を引き出していきたい」と述べた。また、南北共同宣言の初心に戻り、謙虚でありながらも力強い姿勢で南北関係をさらに引き上げ発展させていきたいとの意向を明らかにした。その上で、南北共同宣言後の7年間と20回の閣僚級会談は決して無駄ではなく、白頭大幹の氷の中で咲く野生の花のように、南北関係も障害を乗り越え難関を克服してきたと評価した。
 一方、北朝鮮の朴奉珠(パク・ポンジュ)首相は、7か月間の対話の空白を教訓とし、南北関係を進展させるため努力していきたいとの考えを表明した。また、双方が民族を重視し、民族の意志と利益を最優先するとの姿勢で南北関係で提起されるすべての問題を解決していくべきだと「民族同士」の理念を強調した。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0