金夏中(キム・ハジュン)駐中国大使は26日、中国内の脱北者問題に関連し、「中国政府は脱北者の身元が韓国軍捕虜や拉致被害者と明らかになれば韓国に送還するとの立場を示している」と明らかにした。
 記者懇談会の席で、先月中国・瀋陽に滞在していた韓国軍捕虜の家族らが摘発され、北朝鮮に送り返された問題を受け述べたもの。

 金大使は、「拉致被害者、韓国軍捕虜問題は簡単かつ明確」との見解を示した。その上で、脱北した拉致被害者または韓国軍捕虜の身元が確認される前に中国公安が一般脱北者と見なし措置を取れば問題が生じるが、韓国側がそうした人々の身元を説明すれば、中国側は必ず措置を取り問題を解決すると説明した。


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