KTフリーテルは12日、スペイン移動通信大手のテレフォニカ、英国に本社を置く多国籍通信事業者のボーダフォンと、韓国・スペイン間でWCDMA(広帯域符号分割多重接続)自動ローミングサービスを提供する契約を締結したと明らかにした。
 同社は、スペイン・バルセロナで開催されている世界最大のモバイル関連イベント「3GSMワールドコングレス」に参加している。このほか、フランステレコムの携帯電話事業部門オレンジ、スウェーデンの3G事業者HI3Gアクセス、スイスコムなどともローミング契約を結び、フランス、イタリア、スイスなど欧州を代表する観光地での自動ローミングサービスも開始する。

 今回の契約で、欧州19カ国でのWCDMA自動ローミングサービス利用が可能になった。KTフリーテルのWCDMAサービスに加入している顧客は提携国で、国内で使用している端末機を利用し、音声通話はもちろんテレビ電話、ショートメッセージサービス、無線インターネットが可能になる。同社はWCDMA自動ローミングサービスを現在の47カ国から上半期中に100カ国まで拡大する予定だ。


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