サムスン電子の黄昌奎(ファン・チャンギュ)社長(半導体総括)は31日、マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」は究極的に半導体産業に大きな波及効果をもたらすとの見方を示した。韓国総合展示場(COEX)で開かれた半導体業界展示会「セミコンコリア2007」で記者団に対し述べた。ウィンドウズ・ビスタの効果は早期に出ないとする懸念の声については否定的な見方を示した。
 黄社長は、ウィンドウズ・ビスタが向上されたグラフィック支援技術を採用しているため、グラフィックメモリなどの需要も大幅に拡大するとの期待を示した。

 一方、今年の半導体製品開発についても言及し、「フュージョンメモリ分野は今年、最も高い成長率を記録する」と述べた。その上で、昨年に続き今年も数多くのフュージョンメモリ新製品を世界市場に投入する考えを示した。


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