2009年からプロ野球の新人選手獲得でドラフト制度が全面的に導入される。韓国野球委員会(KBO)が31日の理事会で決定した。現行の制度では、各チームともフランチャイズ地域から2人ずつを指名しているが、2009年からはフランチャイズ地域とは関係なく、チーム成績が下位のチームから希望する選手を指名するドラフト制度に完全移行する。

 ドラフト制度の導入をめぐっては、フランチャイズ地域に優秀な選手が多い起亜タイガース、ロッテ・ジャイアンツ、SKワイバーンズなどから反対の声が上がっており、この日の理事会でも長時間にわたり話し合いが行われたが、最終的に2年間の猶予期間を設けることで合意に達した。


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