状況に詳しい外交消息筋は、北朝鮮の偽ドル紙幣製造問題やマネーロンダリング(資金洗浄)、麻薬密輸などの違法行為をめぐり両国代表団が攻防を繰り返し、綱引きが続くとの見通しを示している。消息筋によると、米国側は初日の会合で、北朝鮮による一連の違法行為の証拠をひとつひとつ提示したという。これを受け北朝鮮は2日目の会合で本格的な反論に乗り出すとみられる。また、米財務省の調査で合法と判断された口座に対する凍結解除を強く求めると予想される。
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