外交通商部当局者は30日、韓国軍が戦時作戦統制権の移譲を受けた後の国連軍司令部の役割変化について米国と議論したことを明らかにした。
米国務省のスティーブンス首席副次官補(東アジア・太平洋担当)が26~28日に訪韓した際、国連軍司令部の将来について外交通商部当局者と意見を交わしたという。今回の協議について当局者は、交渉レベルではなく、双方の立場を比較しアイデアを出し合ったものだと説明し、具体的な協議内容に対しては明らかにしなかった。

 当局者は、協議の主題は国連軍司令部の問題だったとし、「戦時作戦統制権が韓国軍に返還されれば、国連軍司令部の休戦維持機能の変化を招き、国連軍司令官が韓米連合司令官に指示する権限もなくなる」と背景を説明した。


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