開かれたウリ党の廉東淵(ヨム・ドンヨン)議員が30日、離党を正式に宣言した。廉議員を含む5人の離党でウリ党の議席は134に減り、ハンナラ党との差は7議席まで狭まった。

 ウリ党は、前日の中央委員会で基幹党員制を廃止する党憲改正案を可決することで議員らの相次ぐ離党に歯止めをかけようとしたが、廉議員の離党で、委員会の決定とは関係なく統合新党派の離党は続くとの観測が出ている。

 廉議員は同日、記者会見は開かず自分のホームページに声明書を発表し、「利潤を創出できなかった企業が破産に追い込まれるのと同様、国民の信頼を失った政党は消滅の道を歩むしかない」と述べ、ウリ党の発展的な解体を呼びかけた。また、今の状況が深刻なのは、ウリ党の失敗がウリ党だけの失敗にとどまらず、民主改革勢力全体にぬぐい切れない分裂の傷あとを残し無能というレッテルが張られたことだと主張した。合理的な中道主義勢力が既得権益を手放し、新たな場所で良心的な市民社会勢力や健全な専門家グループとともに統合新党を結成しようと訴えた。


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