サムスン電子、LGフィリップスLCDなど韓国企業が、液晶ディスプレーの世界市場で売上シェアトップを守り抜いた。

 市場調査機関のディスプレーサーチが28日に明らかにしたところによると、昨年の液晶ディスプレー市場の国別シェアは、売上高ベースで韓国が44.4%と1位となり、台湾が42.6%となり、日本が9.4%、中国が3.6%などと続いた。韓国のシェアは2004年が43.6%、2005年は44.1%、昨年は44.4%と小幅な上昇にとどまっているのに対し、台湾は2004年の36.5%から2005年に40.3%、昨年は42.6%と韓国を追い上げている。韓国のシェアを四半期別に見ると、昨年第1四半期が44.2%、第2四半期が47.5%、第3四半期が46.6%となった。

 昨年第3四半期の企業別の売上高では、サムスン電子が32億5000万ドル、LGフィリップスLCDが27億8000万ドルとなった。台湾企業の売上高は、友達光電(AUオプトロニクス)が20億6000万ドル、奇美電子が15億6000万ドルだった。出荷量ではLGフィリップスLCDが1517万枚、サムスン電子が1478万枚に対し、友達光電が1260万枚、奇美電子が890万枚となり、韓国が市場をリードした。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0