ソウル市教育庁が7日に発刊したソウル教育統計年報によると、ソウル市内にある高校の1クラス当たりの生徒数が、10年前の51.7人から昨年は33.2人に減少した。ピークとなった1997年の52.4人から生徒数は減少が続いており、1999年は49.0人と初めて50人台を割り込んだ。2002年は30人台まで落ち込んでいる。
 最も減少幅が大きかったのは2002年で、1クラス当たりの生徒数が前年に比べ6.2人減少した。2002年に教員は約1500人、クラス数は800近く増えたのに対し、生徒数は3万2000人以上減少したためだ。

 こうした傾向はソウル市内の小中学校も同じで、過去10年間に中学校では1クラス当たりの生徒数が11.1人減少し、昨年は35.3人にとどまっている。小学校も1クラス当たりの児童数が10年前より5.6人減って、昨年は32.0人にまで落ち込んでいる。


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