江原道旌善郡の旌善アリラン学校が、来年から「外国人のためのアリラン(朝鮮民謡)と旌善アリラン公演・講座」を実施する。同校が29日に明らかにした。教育館「アラリオ」の完成に合わせ、来年1月から「韓国の魂、旌善アリラン」をテーマに、外国人が旌善アリランの歴史や歌を学ぶことができる時間を設けるというもの。旌善アリラン研究所の秦庸瑄(チン・ヨンソン)所長が英語で講座を進行し、旌善アリランの技能保有者が歌を指導する。同校を訪れた外国人は近くの村でホームステイをしながらアリランを体と心で習得する。

このほか、外国人向けのアリラン教材を刊行し、来年1月からはソウル地域の大学に通う外国人留学生、海外養子縁組の子どもたちの会や韓国文化を研究する海外同好会などの団体と連係しアリランを世界に広めていく計画だ。

旌善アリラン学校は、1993年に江原道無形文化財第1号に指定されている旌善アリランの伝承と保全のため開校された。95年にドイツのテレビ局関係者が旌善アリラン研究所を訪問したのを機に外国人に広く知られるようになった。これまでに同校でアリランを学んだ外国人は、日本、中国、イスラエル、バーレーンなど17カ国5000人に及ぶ。



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