冷蔵庫に入っている食品の賞味期限などの情報を携帯電話端末機を通じて知ることができる電子タグ(RFID)冷蔵庫の開発が進められている。

 サムスン電子は27日、RFIDと携帯電話の技術を組み合わせたユビキタス型冷蔵庫を開発中と明らかにした。RFID技術を用いて冷蔵庫内の情報を電算処理し、これを活用した多彩な機能を冷蔵庫に内蔵させる計画だ。

 開発中の冷蔵庫は、食品の賞味期限が切れた場合に自動的に使用者の携帯電話に情報を知らせるほか、冷蔵庫内の材料で作れる料理の情報なども提供できるという。ただ、冷蔵庫に入れる食品すべてにRFID技術を用い関連ネットワーク技術を補完する必要があるため、実用化にはまだ時間がかかる見通しだ。


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