統計庁が30日に発表した10月のサービス業活動動向によると、先月のサービス業生産は前年同月比3.2%増にとどまり、増加率が9月(6.4%)の半分以下に大幅に低下した。これは、7月の1.9%以来となる低い水準で、季節調整後の増加率も前月比0.4%下落した。

 業種別では、不動産や賃貸業が8.4%増えたほか、医療業(8.0%)、教育サービス業(7.5%)、事業サービス業(5.4%)なども比較的高い増加率を示した。しかし、宿泊や飲食店業は秋夕(旧盆)の影響で4.0%減少した。娯楽・文化・運動関連サービス業(マイナス2.8%)、その他の公共・個人サービス業(マイナス1.4%)も減少となった。娯楽・文化・運動関連サービス業のうち、映画産業は連休の影響で15.8%も増加したが、スタジアム運営業などは連休で26.3%減少した。卸売業は機械サービスや関連用品、建築資材や家庭用品などの販売増で、前年同月比2.4%増となった。小売業は、飲食料品やたばこ、総合小売などが好調で、2.8%増加した。

 統計庁サービス業動向課の文権淳(ムン・グォンスン)課長は、「サービス業生産の増加率が下がったのは、秋夕連休が影響したためで、9~10月平均は4.8%で8月とほぼ同じ水準」と説明した。


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