東ティモールでの国連平和維持活動(PKO)として韓国の警察官5人が30日に現地に向け出発する。警察庁が29日に明らかにした。韓国からの警察官派遣は、7月の国連からの要員支援要請を受けて実施するもので、警察庁での公募と教育訓練、国連による選抜審査を経て5人が選ばれた。派遣要員は東ティモールの首都、ディリで国連東ティモール統合ミッション(UNMIT)に合流する。

 現地では2週間にわたり現地適応訓練を受けた上で、東ティモール警察当局への諮問、教育訓練、治安維持などの業務を担当する。5人は来年初めの派遣が予定されている1個中隊級(120~140人)の警察官増派が実現すれば、指揮官として任務につくことになる。

 韓国は1994年にソマリアの警察要員教育で教官2人、1999年に国連の監視下で行われた東ティモール独立投票で管理要員に5人を派遣した経験があるが、治安維持を目的にした派遣は今回が初めてとなる。


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