中国は北朝鮮に対し、先月原油をまったく輸出しなかったことが明らかになり、北朝鮮制裁措置との関連性が注目される。

 中国・海関総署(関税庁に相当)が30日に発表した統計によると、先月の原油輸出は前年同月比76.4%減の12万5184トンで、すべて米国に輸出された。北朝鮮への輸出がまったくなかったことが、ミサイル発射に対する報復措置の一環なのかについては不明。また、北朝鮮核実験後の中国の原油輸出統計はまだ発表されていない。北朝鮮は石油需要の約90%を、中国に依存しているとされている。

 9月末までの中国の対北朝鮮原油輸出量は36万9643トンで、前年同期に比べ6.8%減少した。


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