米国は26日、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議に関する韓国の履行対策の発表について、韓国の決議履行意思を示すもので、ライス米国務長官と韓国側との話し合いの「産物」と評価した。また、ライス長官の訪韓議題に韓国の拡散安全保障イニシアチブ(PSI)参加問題が含まれていたと言及することで、韓国にPSI参加の決定を促した。

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 米国務省のマコーマック報道官は26日の定例会見で、統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官が国会統一外交通商委員会による国政監査で明らかにした制裁決議の履行対策に対し、「韓国がほかの国連加盟国と同様にこの決議と決議履行を非常に真剣に受け止めることを示すもの」と述べた。履行方法は国により異なるように見えるが重要なことは真剣な履行努力と決議の核心内容を履行しようという誠実さだと指摘し、具体的な履行方法の国ごとの違いを認めた。

 ただ、北朝鮮はこれまで各国のさまざまな規制を避けてきたとしながら、「もうひとつ非常に重要なことは、特に北東アジア地域の国同士の協力」と表現しPSI問題を強調した。ライス長官の北東アジア歴訪に同行した安保担当者が訪問先の関係者と「後続協議」しており、対話は今後も続くとした。


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