同消息筋は、秋夕(旧盆)連休に首脳会談を行うことが外交的に自然なものかどうかについて議論が行われているとし、できるだけ連休期間を避けるなどいくつかの代案が政府内部で出ていると話している。韓国政府が首脳会談に留保的な姿勢を見せているのは、韓日関係だけでなく、東アジアの外交状況に対する総合的な評価が整理できていないためとみられる。
別の消息筋は「安倍内閣の発足を契機にした新たな韓日関係と日中関係を追求しようという趣旨は充分に理解するが、靖国神社参拝をはじめとする懸案に対する日本の新政権の態度などを評価しなければならない」と話している。このため、韓国政府としては秋夕連休以降、日中首脳会談が行われるのと前後して韓日首脳会談を行う方向で模索しているようだ。
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