サムスンSDIハンガリー法人は12日、ブダペスト近郊の工場に6000万ユーロを投じ、プラズマディスプレー(PDP)のモジュールライン2本を建設し、来年3月から42インチ基準で月に8万個のモジュールを生産する計画と発表した。新ラインの工場は、既存のブラウン管工場の隣の4924坪の用地に建設される。また、下請け会社も近くに設置されるという。

 ハンガリー法人関係者は「生産されるモジュールは、フィリップスやサムスン電子スロバキア工場に販売する予定で、今回のライン建設で560人の現地雇用創出が予想される」と話している。サムスンSDIハンガリー工場では、2つのラインでブラウン管を生産中で、年初からは29、32インチの超薄型ブラウン管の生産も始めている。

 サムスンSDIは現在、忠清南道天安市と中国の深セン市でPDPモジュールを生産しているほか、蔚山市にも工場を建設している。

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