政府は29日、今年の乙支フォーカス・レンズ(UFL)演習は例年とは異なり、韓国軍の戦時作戦統制権単独行使を仮定した韓米連合訓練として実施していることを明らかにした。米国からの作戦統制権移譲を念頭に置いたものだと、政府当局者が記者らに対し説明した。
 同当局者は作戦統制権の移譲問題について、韓米両国間で時期判断が異なっているのは事実だが、10月に行われる韓米定例安保協議会(SCM)で移譲方法、地図、時間表など全体的に決定する予定だと述べた。移譲時期は両国の協議で定められるもので政治的または別要素を介入させる必要はなく、客観的な状況により決定されるものだと強調した。

 在韓米軍防衛費分担金問題については、1991年から論議を継続している問題だと説明し、作戦統制権移譲との関連性を否定した。


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