財政経済部が29日に明らかにしたところによると、一般会計の財政赤字を埋めるための国債発行で今年の国会承認限度となる9兆3000億ウォン全額を消化した場合、年末には国債発行残高が50兆1000億ウォンになる。赤字国債の発行残高は2001年末の25兆1000億ウォンから年々増えており2003年末には29兆4000億ウォン、昨年末には40兆9000億ウォンに達している。特に2004年以降は税収基盤が弱まっていることから国債発行への依存度が高まっている。

 国債発行残高の急増を受け、国債に投資した投資家に支払う利子費用負担も増えている。利子費用は2001年に2兆27億ウォン、2003年に1兆7606億ウォン、昨年は1兆9307億ウォンと推移している。

 一方、国会財政経済委員会は、国債発行への依存度が高いことを指摘し、国債発行要件により厳格な基準を適用するなど効率性の高い財政運用を進めるべきだとしている。

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