しかし、具体的にみると少しずつ異なる。韓国人高齢者の35.2%が不動産に投資しているのに対し、日本人は10%にとどまっている。一方、日本人高齢者の47%が株式投資をしているが、韓国人は3.7%にすぎない。
経済的な自立度では、日本人の35.5%が子どもの生活費を援助していたが、韓国人は27.5%だった。逆に子どもから経済的な補助を受けている韓国人が21.4%だったのに対し、日本人は5.7%だった。
小遣いの使い道では、韓国人は食べ物や衣服、靴の購入費に87.2%、文化・レジャー費が6.8%、旅行費が4.8%を占めた。日本人は、食べ物や衣服、靴の購入費が42%で、文化・レジャー費が19%、旅行費が13%、書籍購入費が9%と余暇活動に多額を支出していることがわかった。
最も関心を持っていることについて、韓国人高齢者の58.8%、日本人高齢者の50%が「健康」と回答した。次いで韓国人は「子どもの結婚」が13.2%、日本人は「趣味・レジャー活動」が20%だった。
趣味活動については、韓国人は登山(62.7%)や国内旅行が大半を占めたのに対し、日本人は国内旅行(58%)、読書(47%)、映画・芝居鑑賞(45%)と多様な余暇活動を楽しんでいた。
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