北朝鮮・開城工業団地で操業する企業の生産増大とインフラ構築が順調に進み、韓国と北朝鮮間の貿易も拡大傾向にある。韓国貿易協会が29日に発表した「南北貿易動向」によると、1~5月の貿易額は4億2863億ドルで前年同期比34.4%増加した。このうち、輸出は35.4%増え2億6497万ドル、輸入は32.9%増の1億6336万ドルだった。
 一般貿易と委託加工貿易の増加と、開城工業団地事業の活性化が要因とみられる。鉱産物やスポーツ衣料、履物部品などの搬入増加が大きいとしている。

 開城工業団地事業の場合、貿易額は55.1%増加し8524万ドルと集計された。輸出が6658万ドル、輸入は1866万ドル。

 一方、南北経済協力事業のうち金剛山観光事業関連の貿易額は、資材搬出の減少などで前年同期比41.6%減と、初めて減少に転じた。

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