国内造船業の上位3社、現代重工業とサムスン重工業、大宇造船海洋の受注が当初目標を上回るペースで進んでおり、年間300億ドル受注も難なく突破する見通しだと、造船業界が29日に伝えた。
 造船と海洋設備を含めた上半期の受注額は、現代重工業が50億ドル、サムスン重工業が80億ドル、大宇造船が59億1000万ドルの合計189億1000万ドルを記録した。3社の年間目標合計285億ドルに対し、すでに66.3%を達成している。3社の受注総額は2004年に217億3000万ドル、昨年は211億4000万ドルだったが、この調子が続けばことし300億ドルを超え、名実共に世界市場トップの座を固めることになる。

 現代重工業の6月末の受注達成率は年間目標108億ドルに対し46.3%にとどまるが、下半期に大規模な受注を控えており目標達成は十分可能とみている。

 サムスン重工業も上半期に超大型タンカー8隻、コンテナ船22席、液化天然ガス(LNG)船10隻など合計80億ドル相当を受注、年間目標77億ドルを超えた。特に海洋分野が好調で、創業後初の100億ドル突破も確実視している。

 年間100億ドル受注を目標とする大宇造船は第1四半期は不振だったが、6月末までに超大型タンカー11隻、LNG船12隻、海洋プラント3基など59億1000万ドルを受注し、年間目標100億ドルに対し59.1%達成した。月内に追加受注も見込む。

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