【ソウル26日聯合】統一部の金千植(キム・チョンシク)南北経済協力局長は26日、来月開催される南北経済協力推進委員会(経協委)第12回会議で合意する予定としていた軽工業・地下資源協力事業について、「列車試運転の中断に対する国民感情も考慮する必要があり、様々な点で検討する」との考えを示した。
 KBS1ラジオに出演し、履物・せっけんなど軽工業原材料の支援を行う方針かとの質問に対し回答したもの。北朝鮮側の態度など総合的に考慮して進めていくと説明した。試運転問題が解決してから支援案を論じるべきではないかとの意見に対しては、「それが一般国民の考えだと思う」と述べ、そうした点を十分考慮すべきだと考えていると答えた。試運転の合意を受け支援を決定した鉄道工事用の資材支援の追加についても、現状を踏まえてさらに検討する必要があると述べた。

 金局長は、どんなことがあっても南北間の会談の窓口は開かれていなければならないとした上で、そうした意味でも経協委第12回会議は6月初旬に開催されることが望ましいと強調した。

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