【ソウル26日聯合】政府が、韓日大陸棚共同開発区域で日本と共同ボーリング調査に乗り出す方針を固めたことを明らかにした。産業資源部によると、訪日中の丁世均(チョン・セギュン)長官が26日午後に日本の二階俊博・経済産業相との会談で提案するという。両国は2001年に大陸棚共同開発区域の共同探査実施で合意しており、これまでの3D物理探査・分析の結果、石油・天然ガスが埋蔵されている可能性が高いことが確認されている。産業資源部関係者は、天然ガスの推定埋蔵量は約3600万トンと話す。
 韓日大陸棚共同開発区域は済州島を囲む第5鉱区の南側に隣接する8万2557平方キロメートルの海域。韓日大陸棚協定は協定期間を50年として1978年6月に発効したが、日本側はこれまで共同開発に消極的な姿勢を示してきたとされる。

 丁長官は二階経済産業相との会談で、日本政府に対し両国間の貿易不均衡の改善に向けた関心と努力を促すとともに、日本の部品素材メーカーによる対韓投資の増大と協力にも積極的な努力を求める予定だ。

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