中央選挙管理委員会の庁舎=11日、果川(聯合)
中央選挙管理委員会の庁舎=11日、果川(聯合)
【ソウル24日聯合】屋外広告関連規制が改善されたことに伴い、大規模のラッピング広告が相次ぎ登場している。ラッピング広告とは、広告内容を印刷した紙や布を建物の壁面に貼り付けたり覆ったりするもの。3月の規制改善で、都心の15階以上の高層ビルでは建物全体を利用した全面広告が可能になった。
 業界が24日に明らかにしたところによると、LGテレコムは先ごろ、ソウル市・江南駅交差点に面したビルに、縦38メートル、横17メートルの大型ラッピング広告を設置した。同社関係者は、テレビコマーシャルだけでは限界があると判断し、立地のよい高層ビルを活用したラッピング広告を試みたと説明した。

 教保生命も、サッカー・ワールドカップ(W杯)・ドイツ大会の代表メンバー発表後に、ソウル市・光化門のビルに代表チームを応援する縦24メートル、横36メートルの大型全面広告を出した。新世界百貨店がソウル市内の本店にW杯を応援するラッピング広告を設置したほか、中央選挙管理委員会では統一地方選挙の投票を呼びかけるラッピング広告を庁舎全面に施している。

 業界関係者は、今後は統合マーケティングとして発光ダイオード(LED)などを活用した新たなラッピング広告が登場するものとみている。

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