サムスンSDIは20日、第1四半期の営業利益(連結ベース)は410億ウォンで、前四半期と比べ71.2%減少したと発表した。売上高は同22.3%減の1兆7212億ウォン、純利益は35.9%減の527億ウォンだった。ただ、前年同期と比べると営業利益は162.8%増加している。売上高は7.6%減、純利益も2.6%の減少にとどまった。
 サムスンSDI関係者は、業績不振の原因について「周期的にディスプレー産業の売り上げが落ち込む時期だったのに加え、プラズマディスプレーパネル(PDP)生産を6面取り工法にシフトする際に生産量が減少したため」と説明している。

 事業部門別に売上高をみると、PDPが4190億ウォン、二次電池が1550億ウォン、モバイルディスプレーが5600億ウォン、ブラウン管(CRT)が5610億ウォンなどで、全部門で前四半期の業績を下回った。

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