オーストリアで開かれている国連地名専門家グループ会合で30日、韓国と日本の出席者の間で独島問題をめぐり激しい舌戦があったことが分かった。
 外交通商部関係者が31日に明らかにしたところによると、韓国側代表団の一員である慶熙大学のチュ・ソンジェ教授は会合で、韓国地名のローマ字表記化について発表しながら1つの例として独島を「Dokdo」と表記していると説明した。そこへ日本側代表として出席していた外務省の森安克美主席事務官が「Takeshima」と表記すべきと反論し、両者の言い争いとなった。会合の議長が「それを話し合う場ではない」と止めたため、舌戦はそう長くは続かなかったという。

 国連地名専門家グループ会合は国連経済社会理事会の傘下に置かれ、2年に1度、国連加盟国の代表と専門家らが出席して地名表記に関する一般原則を議論するが、会議内容に拘束力はない。23回目を迎える今回の会合は28日から始まり翌月4日まで続く。

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