グローバル経営体制がし烈化する中、ことしに入って大企業では、優れた外国語能力を持ち海外有数の大学で実力を身につけた人材の確保に本腰を入れている。修士・博士課程に在籍する留学生の場合、留学前に企業や研究所で勤務した経験があることが多く、現場の即戦力を求める企業のニーズに合致していることから、米国で企業説明会を開くケースが増加している。
 現代・起亜自動車は昨年2月にスタンフォード大学をはじめ、米国各地域9大学で修士博士号の取得・取得予定者を対象に採用説明会を開催した。KTも地域ごとに6大学ずつ、計18の大学で説明会を開催し、本社人事チームの職員4人と米国現地職員らを大挙投入した。サムスン電子、CJもことし米国での採用説明会を計画しており、大企業の海外スカウト合戦は当面続くものと予想される。

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