安東の国際タルチュム(仮面ダンス)フェスティバル、康津の青磁文化祭、金堤の地平線フェスティバル、晋州の南江ランタン・フェスティバル、保寧のマッド・フェスティバル、錦山の高麗人参フェスティバルなど、全国45カ所で開催されているフェスティバルの経済効果が、年間で1兆ウォンに達することがわかった。
 文化観光部が30日に発表した報告書によると、「文化観光祝祭」に選定された45の行事で、昨年1年間に33万人余りの外国人を含む3200万人の観光客が訪れ、1人当たり平均5万9160ウォンを消費した。

 訪問者の満足度が最も高かったのは「アクセス性」で、評価は7点満点の5.44点だった。次いで「行事の多様性」が5.01点、「行事の楽しさ」が4.99点、「行事要員のサービス・親切さ」が4.98点など。満足度が低かったのは「駐車の利便性」の4.20点、「食べ物の値段」の4.38点など。

 訪問者が最も多く支出したのはショッピングの1万4318ウォンと食べ物の1万4267ウォンで、交通費に1万3108ウォン、宿泊費に8167ウォンなどを使った。

 域外からの訪問客が多かったのは、咸平の蝶フェスティバルで全体の97.2%を占めた。このほか華川のヤマメ・フェスティバルが95.6%、保寧のマッド・フェスティバルが95.1%など。訪問客の満足度が最も高かったのは忠州の世界武術フェスティバル、釜山のチャガルチフェスティバル、金堤の地平線フェスティバルなどだった。

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