北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は、29日付けの論評で韓米合同軍事演習を批判し、「朝鮮半島の平和と非核化への進展に暗雲がかかっている」と述べた。朝鮮中央通信が報じた。
 論評では、最近米国は、在韓米軍を先端化・機動化させ、北朝鮮に対する先制攻撃の準備を整えていると指摘し、「大規模な合同軍事演習は、対北侵略政策を直接反映した軍事挑発だ」と主張した。

 また6カ国協議についても触れ、米朝関係の対立と摩擦が解消されずむしろ悪化しているのは、米国側に責任があると批判した。さらに、国家の平和と統一を達成させる唯一の方法は侵略者に対する激しい対応で、自衛的な抑制力を強化することだと強調した。

Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved
 0