「無錫旅情」などのヒットで知られる日本の歌手、尾形大作さんが新羅大学の招きで韓国を訪問し、学生を対象に日本語を指導する。30日と来月27日、5月25日の3回にわたり、新羅大学日文科の崔光準(チェ・グァンジュン)教授の補助講師として、韓国人に難しい発音を中心に、歌とともに技術的な発音方法などを指導する。
 福岡出身の尾形さんは、6年前に福岡を訪れた崔教授と知り合った縁で、新羅大学が主催した全国高校生日本語歌謡コンテストで審査員を務めるなど、親交をあたためてきた。尾形さんは講義が終わった後、6月をめどに受講者の中から希望者を福岡の自宅に招き、日本の大衆文化などをテーマにした討論を実施する計画だ。

 崔教授は「教材中心の講義では外国語講座の成就度を高められないと判断、日本から有名人を招く実験的な講義を行っている」と説明し、受講生からの評判も高いと話している。崔教授はまた、9月からは駐釜山日本総領事と福岡放送のアナウンサーらを招き、日本の文化と社会生活などをテーマにした講義を行う予定だ。

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