市民の憩いの場となった清渓川一帯=26日、ソウル(聯合)
市民の憩いの場となった清渓川一帯=26日、ソウル(聯合)
ソウル市は27日、鍾路区新聞路1街から崇仁洞に至る鍾路と清渓川一帯を「鍾路清渓観光特区」に指定したと明らかにした。
 市は観光特区の基盤施設を造成するため、貫鉄洞に観光案内所を新設したほか、清渓川路には簡易トイレ2カ所を設置した。広蔵市場など大型市場でもトイレの改修・補修が行われた。特区に含まれる光化門広場、清渓広場、貫鉄洞ピアノ通りでは、年間を通じ文化イベントなどを実施していく考えだ。

 観光特区の指定に向けては、地域への外国人観光客訪問実績が年間10万人を越え、ショッピング、商店街、宿泊施設や観光案内施設などを備えていることが必要で、ソウル市の審査を経なければならない。現在ソウル市内では、鍾路清渓のほか、東大門ファッションタウン、明洞・北倉洞・南大門、梨泰院が観光特区に指定されている。

 市関係者は「鍾路清渓観光特区指定で、周辺一帯と都心の古宮、仁寺洞、大学路文化地区と組み合わせた観光が可能になる」とし、地域経済の活性化にもつながると期待している。

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