サムスン電子の株主総会を進行する尹鍾竜(ユン・ジョンヨン)副会長=28日、ソウル(聯合)
サムスン電子の株主総会を進行する尹鍾竜(ユン・ジョンヨン)副会長=28日、ソウル(聯合)
サムスン電子をはじめ、サムスン物産、サムスン重工業などサムスン系列12社が28日、一斉に定期株主総会を開催し、昨年の決算承認と新しい理事の選任などの案件を通過させた。
 サムスン電子は、湖巌アートーホールで株主総会を開催し、任期満了を迎えた李健熙(イ・ゴンヒ)会長、尹鍾竜(ユン・ジョンヨン)副会長、李潤雨(イ・ユンウ)副会長、崔道錫(チェ・ドソク)社長の4人を、社内理事として再選任する案件を通過させた。またソウル大学経営学科の朴吾銖(パク・オス)教授と成均館大経済学科の李在雄(イ・ジェウン)教授ら3人を新たに社外理事として選任したほか、社外理事の2人を再選任した。

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これまでの同社の株主総会では、市民団体関係者らが出席し騒動が起こっていたが、今回は市民団体の出席はなく、大きな問題も起こらず比較的順調に進行した。ただ、ある小口株主からは、サムスンが社会貢献すると発表した8000億ウォンに一部系列会社が負担する資金があるとし、株主に報告もなく会社の資金を提供することを問題視する発言が飛び出し、場内が騒然とする一幕もあった。

 尹鍾竜副会長は、今年の売上目標を昨年より13%多い65兆ウォン、純利益は7兆6000億ウォン以上を計画し、投資に9兆4000億ウォンを投入すると説明した。

 そのほかサムスン電機や、サムスンSDI、第一毛織、サムスン重工業も株主総会を開催し、決算実績の承認や、社内理事・社外理事の選任を行った。


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