市場調査機関のディスプレーバンクが27日に明らかにしたところによると、2005年の有機EL出荷量は世界全体で6100万台で、このうちサムスンSDIの出荷数が1658万台に達し、シェア27%を獲得した。サムスンSDIは2年連続、世界のトップの座をキープした。一方、昨年下半期から有機EL事業を強化したLG電子は、440万台・シェア7.2%で世界5位に付けた。
 国別シェアでは、韓国は2企業の成長躍進で合計2228万台を出荷し、台湾の2700万台に続き2位を獲得した。

 ディスプレーバンクは、AM型有機ELの市販とPM型有機ELの高仕様化で、今年の有機EL出荷量は昨年を64%上回るの1億台を予想している。

 有機ELは発光時の反応速度が液晶(LCD)パネルに比べ1000倍以上早く、開発によっては太さと重さをLCDの3分の1に減らすことが可能として注目を集めている。


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