来月2日から板門店で開催される第3回南北将官級会談の首席代表が、これまでより1段階格上げされた「少将クラス」になる。国防部は24日、北朝鮮側が首席代表の階級をこれまでの准将(韓国側基準)から少将に引上げることを提案し、これに応じることを決定したと明らかにした。
 北朝鮮は21日に電子通信文を通じ、「将官級軍事会談で取り交される議題の重要度を考慮し、団長に金英哲(キム・ヨンチョル)中将(韓国の少将に相当)を任命した」と伝え、韓国にもこれに相応する人選を望むと提起していたという。金中将は、1990年代初めの南北将官級会談で北朝鮮代表を務め、2000年の南北将官級会談直前の警護・儀典実務接触でも北朝鮮代表を担当した。現在は護衛総局の副長。

 これに対し韓国側の首席代表は、陸軍少将のハン・ミング国防部政策企画官と、軍事会談の経験が豊富な合同参謀本部のキム・ギョンドク戦力発展部長の二人から選ばれる見込みだ。

 南北は今回の会談で、京義・東海線鉄道と道路通行の軍事保障合意書締結と、黄海上での偶発的衝突防止改善案、黄海上の共同漁労区域設定など、軍事緊張の緩和と信頼構築問題について論議する。


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