国内のナフサ消費量が、昨年は過去最高の1日当たり74万9000バレルに達した。大韓石油協会が1986年から2005年までの石油製品消費の動きをまとめた資料を31日に発表した。中国、インド地域の石油化学製品需要が大きく増加したのを受け、原材料となるナフサの需要が増加したものと分析される。航空燃料の消費も、世界的な航空需要の増加で、昨年は1日6万9000バレルの過去最高水準となった。一方、ガソリン、灯油、軽油、バンカーC重油など主要石油製品の消費量はピーク時の96~97年の水準には及ばなかった。
 石油協会は、主要石油製品の消費回復が鈍っているのは、原油価格の急騰で石油製品価格が値上がりする中、エネルギー効率を向上させる構造に産業システムが変化しているのに加え、代替エネルギー消費が増加しているためと分析している。


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