環境部が30日に明らかにしたところによると、建築資材などに使われるアスベストや、抗菌剤のマラカイトグリーン、臭素系難燃材などについて、製造・輸入・使用が2月から全面的に禁止される見込みだ。有害性が指摘されているこれらの物質について、取扱制限・禁止物質に指定する内容の告示案を2月中旬に確定、施行する。取扱制限・禁止物質に指定されれば、一定量以上の該当物質の輸出入や、製造、販売、保管、貯蔵・運搬、使用が禁止される。
 家電製品や室内装飾材に使用されている臭素系難燃材や建築資材に使わているアスベスト、中国産輸入魚類などから検出され波紋を呼んだマラカイトグリーンは、今後はほぼ使用できなくなるものと思われる。

 自動車用クリソタイルや蚊取り線香に使われるマラカイトグリーンなど、当面の禁止が現実的に難しい一部製品ついては、官庁間の協議や猶予期間を経た上で日程を調整する方針だ。


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