韓国銀行は28日、昨年の経常移転収支上の海外送金が2004年に比べ3.8%増加の71億ドルに上ったと明らかにした。経常移転対外送金は、商取引を伴わず無償で海外の非居住者に送られた金を意味し、海外に居住する親類への個人送金や、海外慈善団体への寄付金、国際機関への寄付金などが含まれる。贈与性送金はこれまで、毎年10億ドル前後の増加を続けてきたが、国税庁と金融監督院が集中取締りと実態調査を行ったことから、2004年は小幅に減少していた。
 過去に比べ贈与性送金の増加が鈍化しているのは、規模自体が減ったというよりは海外留学や研修経費、海外旅行など他の理由で送金が行われたためと分析されている。


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