国連児童基金(ユニセフ)は26日、北朝鮮が国際支援団体に向け、人道的支援を縮小し開発の支援拡大を求めていることに関し、今後も支援活動を継続する考えを明らかにした。
 ユニセフ平壌事務所のブー・ティー代表は、自由アジア放送(RFA)との電話インタビューに対し「北朝鮮は、ユニセフの支援活動が人道的支援と開発支援の性格を持っていることを認めている」と述べた。また、この10年間で北朝鮮の子どもたちの栄養状態は好転したものの、15歳未満の子どもの37%が依然として栄養不足状態だと指摘している。

 一方、ユニセフ・ジュネーブ支部の国際人道支援局長もRFAのインタビューに対し「北朝鮮はユニセフを重要なパートナーと考えており、良い関係を維持している」と語ったほか、北朝鮮で現在立ち入りが禁止されている42の地域への立ち入りを許可するよう北朝鮮当局と交渉中と話している。


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