海外進出企業は、輸出を断念するかどうかを検討する為替相場の限界ラインを1ドル=950ウォンと考えていることがわかった。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が、37カ国に進出している国内企業約200社を対象にした為替相場の影響に関するアンケート調査結果を26日に発表した。適正マージンの確保が期待できるレートは、昨年12月の調査結果より50ウォンほど低い1ドル=1000~1100ウォンだった。
 一方、最近のウォン高ドル安が「自社のビジネスに不利」と答えた企業は全体の85%、「大変不利」と答えた企業は44%で、海外進出企業にウォン高が大きな負担を与えていることがわかった。地域別では、北米・中東・アフリカに進出した企業が深刻な被害を受けている。産業別では、繊維・自動車・自動車部品の痛手が大きい。


Copyright 2005(c) YONHAPNEWS. All rights reserved
 0